2008年07月30日 21:11:21
名前:けん
件名:錆びについて
新設などの金属屋根で、錆びが発生していなければプライマーをしなないで直接上塗り塗装の仕様があるのはなぜですか?
基本的に鉄部などには錆び防止と密着の為に専用プライマーをすると思っていました。
2008年08月04日 11:03:57
名前:satoplan desk
件名:新設・・・?
「新設などの金属屋根で・・・とありますが・・」
カラー鋼板等での色替えの目的の為
の工事ケースでの場合の新設工事の事でしょうか?
この場合であれば、当然研磨等の目粗し作業による付着向上を施して上塗り塗料だけの仕上げ仕様で良いと考えます。
このようなケースの場合は、付着性の観点から、下>上とのグレード対比を必要とせず、同等と考えます。
但し、非金属系素材orガルバー鋼板(zn鍍金系犠牲防食処理鋼板)等の表面の場合は当然付着向上の為の特殊な顔料及び樹脂を有する下塗り塗料を使用しなければならないと考えます。
一般的には、カラー鋼板の屋根材の時間的経過による塗り替えのケースがほとんどかと思います。
新設から10年前後の経過で初めての塗り替えが発生し、以後5~7年前後で2回目、3回目と塗り重ねているのではないでしょうか・・。
そう言ったケースの場合は、「けん」さんがおっしゃる通り・・
当然、さび、汚れ等が発生している状況のあるはずですから、
下地素地洗浄、研磨+錆止め下塗り+上塗リ・・・・と言った仕様工程で作業なさって仕上るのが一般的だと考えます。
錆止め塗料は、現在いろいろな樹脂の種類があります。
主流は、変性エポシ樹脂系でしょうかね・・。
一液、二液、弱溶剤系、強溶剤系など下地状況、目的状況に応じて充分吟味した選定ができると思います。
上塗も、アクリル<ウレタン=シリコン<フッソ系樹脂と耐侯性の向上した樹脂が豊富ですよね・・。
個人的見解から申し上げると、やはり下地の調整をどれだけ吟味して作業なさるかが一番のpoinになると思いますがいかがでしょうか。
2008年08月05日 21:02:48
名前:けん
件名:錆びについて
お返事ありがとうございます。
とても詳しくて参考になりました!
ありがとうございます。
2008年07月12日 10:00:09
名前:床塗装材
件名:PP
PP材とは
2008年07月16日 19:32:42
名前:satoplan desk
件名:pp樹脂・・?
すいません、
pp材の趣旨がよく把握できないのですが?
pp=ポリプロピレン樹脂(polypropylene) のことをおっしゃっていらっしゃると推測いたしますが・・・
塗料には、pp樹脂組成から作られているものはないのではと思います。
床材(建材商品分野)としてのpp樹脂加工品であれば
・pp樹脂成型品
・木粉とpp樹脂を練り合わせて成型した製品
・表面にpp樹脂フィルムを接着加工した製品
などはあるのではと思われます。
たいへん申し訳ありませんが、ご質問の趣旨がわかりません。
ご了承ください。
2008年07月12日 10:00:10
名前:床塗装材
件名:PP
PP材とは
2008年06月05日 09:27:06
名前:けんちゃん
件名:上塗りの方法について
数十年前に建設した鉄骨の動物舎で、鉛中毒による死亡が相次ぎました。調査した結果、鉄骨の上塗りが動物の唾液や角ではげおち、鉛を含む下塗りが露出し、それを動物がなめたことが原因でした。
現在、鉄骨の上塗りを考えていますが、鉛を含んだ既存の下塗りをグラインダー等で取らずに、上手く上塗りする方法と、動物の唾液等で劣化しにくい塗料があれば教えてください。
2008年06月05日 14:41:20
名前:satoplan desk
件名:詳しく教えてください
もう少し詳しく教えてください。
当初のアクシデント時に、対応はどのようにされたのですか?
普通に上塗りを塗り、さび止め塗料を被覆されただけでしょうか?
その後、何回塗装されておられますか?
その後、初めての上塗りの被服保護をご検討されておられるのでしょうか?
現行、鎖止(下塗)、上塗ともに鉛フリーの組成成分の塗料がほとんどですから問題はありませんが・・。
また、唾液での劣化の観点からも、塗膜の高硬度性、飲料水規格等の対応塗料はあるのですが・・・。
現在、鉄骨の表面の状態はどのようになってますか?
既存の塗膜は、当時の塗料を想定しますとOP(jis5516規格クラス)かと思われますから確かに、これらの塗膜をリフティングさせずに被覆対策をし、上記機能の上塗塗料を施す必要性が重要だと考えます。
まずは、詳細をよろしくお願いします。
2008年06月05日 17:50:46
名前:けんちゃん
件名:状況
早速のご回答に感謝いたします。
さて、当初は市販の水性塗料を2回ほど3年毎に塗っていましたが、上塗りがすぐにはげおち、事故が再発したため、対策を考えいます。
鉄骨の表面は、島状もしくはスポット状に下塗り(オレンジ色の舟底によくある色)が露出し、上塗りが残っている状態です。また、カサブタみたいになっているところもあります。
よろしくお願いします。
2008年06月06日 13:08:18
名前:satoplan desk
件名:そーですか・・・
お話より想定しますと、非常に判断しにくい状況ですよね。
★下塗りオレンジ色(鉛丹顔料系鎖止め)の塗膜と鉄骨素地との付着の状態がポイントになる様思います。
①瘡蓋状態は、すでに鉄骨素地が腐食が進み重なり鎖下塗の膜を押し上げた状態だと思われます。
②島状もしくはスポット状の露出は、上塗と下塗の付着が悪く上塗が剥がれている状態ですよね。
■確認のポイントとして
★印の状態がしっかり付着していれば、高水圧洗浄機等でできるかぎり②の上塗の塗膜を落として塗装が可能ではないでしょうか。
そうでなく、①の状態箇所、下塗りが取れてくる状態ですといくら上塗を塗っても下塗塗膜が鉄骨素地から取れて来る訳ですから、完全にサンドブラスト等で完全に剥離して新たに下塗+上塗の工程でしっかり施工するしかないと思われます。
非常に判断しにくい状況ですが、もう一度私が申し上げたポイント状況を確認なさってみてください。
・方法としてスケール等で擦り削る、その後ガムテープ等を膜に貼り付けた後、引っ張り剥げるてくる塗膜がどの程度あるか、どこの状態から取れてくのかを確認する。
結果をお知らせください。
(写真等添付いただければ尚いいんですが・・TPの一番下の教えて!百科BBSで可能です。)
確認が遅れましたが、動物園or家畜舎の内部鉄骨構造物ですよね。
縦柱or梁全体ですか?
外部もあるんでしょうか?
2008年06月01日 12:45:27
名前:がめちゃん
件名:VATONについて
水性と油性タイプの違いはどんなとこでしょうか?
工務店の勧めで2階部分は水性の黒で着色、フラットを塗りましたが、1階の土足の床(杉無垢材)にも塗装したいと考えています。
透明色を塗装後フラットか、クリヤー後フラットとどちらが良いでしょうか。
また、その場合水性と油性のどちらが適しているでしょうか。
よろしくお願いします。
2008年06月03日 13:47:40
名前:satoplan desk
件名:難しいご質問ですね
難しいご質問ですね。
基本的に、VATON FX及び水性は浸透性の良い塗料で、木の呼吸を妨げない木地着色保護を目的にした天然ヒバ油を配合した安全な植物油脂系着色剤塗料です。
簡単に申し上げますと、木部の繊維質に浸透させて着色と浸透させた樹脂が硬化し、水、汚れ等の進入を防ぎ保護する目的の塗料であることです。
木材の表面には塗膜がほとんど形成されません。
外部、内部の木材着色保護の用途として使用します。
そして、内部が主ですがその上に塗膜の厚さが必要な場合にクリヤーを上塗塗膜として施し、仕上ます。
2階の床、建具、柱等はまさにその仕様で施工されていますよね。
●●ご相談内容についてですが、
■1階の土足の床(杉無垢材)の塗装仕様について、
・透明色を塗装後フラットか、
・クリヤー後フラットと
どちらが良いでしょうか。
●●見解として
着色無しの保護被覆塗膜を目的にする訳ですから同じ上塗フラットクリヤーの塗料を3回程度を目安にお塗りになれば良いかと考えます。
▲油性・・VATONフロアー(油変性ウレタン樹脂系)
▲水性・・水性VATONフロアー(水性ウレタン樹脂系)
どちらでも耐久性は変わらないと考えます。
多少、仕上がった塗膜の質感は多少異なりますが・・・(塗板見本でご確認ください)。
ただ含有する有機溶剤の比率が異なり水性系の方がアルコール系が主体なので塗装後、乾燥硬化する間は、臭気が少ないと考えます。
それから、補足になりますが、VATONだから上塗料のクリヤーも天然ヒバ油を配合した安全な植物油脂系で作られたものだという概念は、決してお考えにならない様お願いします。
あくまでも、有機高分子化学樹脂のウレタン塗料(石油系樹脂)であるということです。
ご検討ください。
2008年06月03日 15:58:23
名前:satoplan desk
件名:土足の床板でした・・
ごめんなさい。
土足の床板でした・・ね!
通常の内部床のイメージの把握でお答えしてしまいました。
今、回答してから読み直してみましたが、上塗塗料の塗膜を表面に被服したら土足の場合はあまりお勧めできません。
・キズがつきやすい
・はがれやすい
・メンテナンス補修が頻繁となり研磨作業等非常に手数がかかり、仕上がりが汚くなって行きます。
●推奨仕様として
VATON FX(油性)透明系を3回塗りしてください。
あくまでも木部の繊維質に浸透させて着色と浸透させた樹脂が硬化し、水、汚れ等の進入を防ぎ保護する目的の塗装仕上げとしてください。
時間の経過とともに白木から汚れが付き風合いが程よくなっていくのではないでしょうか。
メンテナンスは水がはじかなくなった状況になったら、VATON FXをサンドペーパーで軽く研磨して塗り返していけば良いと考えます。
この仕様をお勧めします。
当然、仕上がり塗膜は艶はでません。(艶消し状態です。)
臭いが気になるようでしたら・・・、
水性VATON でもかまわないと思います。
2008年06月05日 11:03:16
名前:がめちゃん
件名:透明着色という事でしょうか?
ありがとうございます。
という事は、油性のクリヤーやフロアーを塗るのではなく、VATONの透明着色を3回重ね塗るという事ですか?
2008年06月05日 14:06:18
名前:satoplan desk
件名:VATON塗料の中での見解です。
VATON塗料の中での見解として述べさせていただいております。
■土足の床(杉無垢材)への塗装仕様として
①杉白木素材のままで(着色しない)
②土足での靴ヒールでの磨耗、キズが懸念される
③耐汚染、耐水性が懸念される
などの対応が必要ですね。
②③における経時的メンテナンス補修のケア(塗り重ねて行くことを前提にして)を考えるとあまり塗膜を木材の表面に厚くつけない方が、私個人的には表面の軽い研磨で作業が可能との見解より木部の繊維質に浸透させて保護し、定期的に同じこの仕様でケアして行くVATON FX(油性)透明系を推奨しました。
もちろん③にかんしては、上塗りのクリヤーで表面に塗膜で被服した方が良い思いますが・・。
土足の頻度が高いだろうとの前提で、②観点よりメンテナンス・ケアに手間がかかるだろうとの観点から述べさせていただいております。
①の意匠性を考えれば、透明系とは、透明+カラー(数%添加する)カラークリヤー系(薄く色が付く程度)で仕上げるとの想定です。
ご検討ください。
2008年04月27日 22:22:27
名前:suzuki
件名:回数は・・・
すいません・・・
1回とか2回とか・・・
屋根、壁など塗装の塗り回数って・・・何回が適正なんですか?
教えてください。
2008年05月01日 08:11:53
名前:satoplan desk
件名:適正な塗り回数について
適正な塗り回数についてのお問い合わせですので、
住宅の塗り替えを前提にお話してみようと思います。
基本的な塗装仕様は、
①素地調整
②下塗り・・1~2回
③上塗り・・2回
を目安に検討します。
まずは、現状の塗装部材の状態をよく確認し、耐久性、予算、意匠性、機能性
などを充分考慮し、適切な仕様を設計します。
②下塗りについて
屋根でも外壁でも部材の素材を確認することが非常に重要な要素となります。
・金属系素材
・窯業セメント系素材
の大きく2つの素材に区分されます。
金属素材は、酸化するという特性を持っていますから当然錆びを抑制する錆止顔料、樹脂の作用機能を有する下塗り塗料を選定します。
また、窯業セメント系素材はアルカリ性機能を活かした耐久特性を持っています。
当然、この特性を犠牲にせず浸透性、強度を補強する下塗り塗料を選定します。
これらの下塗り塗料は、昨今、エポキシ樹脂を含む塗料が主流になっています。
水系、溶剤系の2種類があります。
③上塗りについて
外部の耐久性(耐候性)を基準としてグレード順に
・アクリル樹脂系塗料
・ウレタン樹脂系塗料
・シリコン樹脂系塗料
・フッ素樹脂系塗料
・無機質樹脂系塗料
などの主成分樹脂の塗料体系で構成されています。
当然、水系、溶剤系の2種類があります。
冒頭でも申し上げましたが、耐久性、予算、意匠性、機能性などを充分考慮し、
適切な塗料の選定が肝要となります。
一般的に、塗料は種類が多く、複雑で難しい分野です。
素材への適正、下上の組み合わせ、耐久性など予算との相関性を
充分に考慮検討していただくことを期待いたします。
ぜひ、専門家のアドバイス説明を受け、計画されることをお勧めいたします。
ながくなりました。
各用途部材ごとの詳細については、当社HPをご覧なさって参考にしてください。
2008年05月02日 15:55:16
名前:suzuki
件名:ありがとうございます。
ありがとうございます。
実は、業者さん2社から見積もりいただいたんですけど、一式●●円と詳細に2回塗りと1回塗りと比較明記して▲▲円です。
みたいな・・内容の書式が違ってたんでお聞きしてみました。
むずかしくて・・正直よくわかりません。
金額は、安い方が当然いいんですけど・・。
でも・・不安ですよね!
一度お訪ねしたいと思います。
4月30日までの期間になってましたけど・・
連休明けになりますが、相談にのってください。
よろしくお願いします。
2008年05月08日 15:07:02
名前:satoplan desk
件名:5月のイベントが始まりました
今日、8日から5月のペイント祭り、マッチング広場が始まっております。
本日のマ・シェリにて掲載、ご案内させていただいております。
HPにて詳細をご確認いただけます。
4月もおかげさまで多数アクセスしていただき、お問い合わせ、ご相談いただき対応させていただきました。
ぜひお越しください。
お待ちもうしあげます。
2008年02月05日 09:23:08
名前:satoplan desk
件名:もうすぐ・・50,000 カウント!
長がかった...なぁ~!!
2006.07.01→2008.02.0?
1年と7ヶ月で、10,000カウントの実績ですよ・・!
もっと・・魅力あるサイト目指してファイト!!
がんばります!!
50,000カウントにアクセスされた方、サイトの感想頂けたら嬉しいですねエ~!
書き込みも・・どんどんお願いします。お待ちしてます!
deskより
2008年02月07日 18:52:03
名前:satoplan desk
件名:50,000カウント通過・・
本日、50,000カウント通過しました。
新たに・・
「教えて!百科」として、
書き込みしやすい様に設定しました。
どんどん・・ご意見、感想を含めて投稿してくだい・・・ネ!!
2008年02月18日 18:24:48
名前:NKG
件名:はじめまして
いつもこのサイトで勉強させてもらってます。
細かな説明が大変勉強になります。
これからも拝見させて頂きます。応援しておりますのでがんばってください。
2008年02月20日 21:16:32
名前:satoplan desk
件名:感激です・・・!
うぅ~わぁ・・感激です!
「いつも・・・」ってフレーズ!
見守っていてくださる・・かたがいらっしゃるなんて
!!
ありがとうございます。
がんばります!
2008年01月16日 19:47:52
名前:GT
件名:製品の洗浄について
フタル酸、ラッカー、塩化ゴム等シンナーで再溶解するタイプの塗料が塗ってある場合、洗浄の仕方はどうするのが効率よく、綺麗に出来ますか?
物は乗用車位のサイズをイメージしてください。
いい洗浄方法がありましたら教えてください。
2008年01月17日 21:37:53
名前:satoplan desk
件名:常温乾燥塗膜の洗浄・・
イメージとして大型の工作機械、設備等のメンテナンス洗浄と考えればいいのでしょか?
製品に常温乾燥型塗膜で仕上げてあればトルオール系有機溶剤で油膜汚れ等を洗浄除去しようとすれば塗膜が再溶解する傾向がありますよね。
トルオール系溶剤以外の洗浄剤を検討しようとすれば
●アルコール系洗浄剤
●炭化水素系洗浄剤
●アルコール系界面活性剤
が一般的ですよね。
でも、これらの方法はすでにいろいろとトライされて
おられると推測いたします。
かなりとっぴもないご提案かと思いますが、洗浄剤の概念を取り払って・・・
■ドライアイスブラスト洗浄方法
をご検討なさってみては如何でしょうか?
洗浄の頻度が多いのであればなおさらの事・・・
スイート作業による、ドライアイスブラスト(ドライパウダー仕様)洗浄方法の応用が可能なように思われます。
一度、トライされてみては如何でしょうか。
洗浄機械の販売商社でテストトライの相談に応じてくれます。
また、専門に出張施工業者に依頼するのもいいかもしれませんね。
ご検討ください。